ホームへ戻る > 歯科クリニックの歯根端切除術とは > 歯科クリニックの3DS
他の人と比較すると虫歯になるリスクの高い人というのが一部居ます。虫歯の治療を行っても、またすぐに虫歯にかかってしまったという経験はありませんか?ミュータンス菌という細菌が、いわゆる虫歯菌と呼ばれる細菌です。このミュータンス菌が、人よりも口腔内に多く生息していると虫歯に何度も罹患するリスクが高まります。
ミュータンス菌が口の中で生息していると、バイオフィルムという膜を作ってしまいます。このようなバイオフィルムの中でミュータンス菌が生息されると、いくらきちんと歯みがきやクリーニングをしていても、虫歯菌をしっかりと取り除けなくなってしまいます。しかも新たに虫歯菌を蓄積しやすくなって、虫歯の発症を引き起こしやすくなります。
歯科クリニックでは、このようにもともとミュータンス菌の多い人が虫歯にかかりにくい環境を作るための治療を施しています。歯科クリニックの中には、3DSという施術を採用している所もあります。3DSとは、Dental drug delivery systemの略称をさします。
3DSの治療を行っている歯科クリニックでは、まず唾液検査を実施します。そして唾液の中に含まれるミュータンス菌の数を調べます。そして通常よりも虫歯菌が多いと診断された人に対して、3DSを実施します。虫歯菌の数が減れば、虫歯にかかるリスクが少なくなります。その結果、歯科クリニックを訪れる手間や費用なども軽減できますので、何度も虫歯になっている人は一度相談してみるのはいかがですか?