授乳中の歯科治療について

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女性の場合妊娠中とともに心配なのは、授乳中の歯科治療は問題ないのかという点です。母乳で赤ちゃんに育てている場合、歯科の治療によって何か問題のある成分を母体が摂取してしまって、それが母乳によって赤ちゃんに悪影響を及ぼすのではないかという不安を抱えている人もいるはずです。確かに出産直後の場合、また体の状態が元通りになっているわけではありません。このため、すべての歯科治療は行えないと思ってください。ただしC2程度までの軽傷の虫歯や歯肉炎程度の歯周病であれば、治療はできます。その他の疾患であれば、応急処置をして、とりあえず痛みや腫れを治めるのを優先します。妊婦さんであれば見た目でわかりますが、授乳中は見た目の判断ができないので、医者に「授乳をしている」ということをきちんと伝えてください。

授乳中にレントゲン撮影をするのは問題がないかに関してですが、基本的には問題はありません。最近のレントゲンは、放射線量がかなり低く抑えられています。自然界で浴びている放射線量の何分の一程度の量なので、数枚撮影したからといって母乳に甚大な影響が出るとは考えにくいです。


授乳中に、薬の処方が受けられるのでしょうか?赤ちゃんが生後3か月以上経過しているのであれば、飲み薬を飲んでも影響はありません。また3か月未満であっても、母親が飲み薬を飲んでから5時間以上経過すれば授乳しても問題はありません。しかし授乳していると歯医者に伝えれば、対応する薬を処方してくれるのでまず大丈夫です。