ホームへ戻る > 授乳中の歯科治療について > 歯科ローンと医療費控除
インプラントや矯正歯科の治療、審美歯科の治療は自由診療の対象になります。全額自己負担となりますので、保険診療と比較するとかなりの高額の医療費を負担しないといけません。数万円から、治療内容によっては10万円を超えるような治療費を請求される可能性もあります。高額で一度に治療費を支払えないという人も出てくるはずです。その場合、一部医療機関では歯科ローンに対応している所もあります。一括ではなく分割で支払えるサービスです。治療を受けたいけれども、手元にお金がないという場合にはローンを組むことも検討すべきです。
ところでローンによる分割払いを使った場合、医療費控除は適用されるのでしょうか?結論から言いますと、ローンを使った場合でも10万円以上年間で治療費のかかった場合には控除が受けられます。中には年をまたいでローン会社に分割払いをしているケースも出てきます。その場合には、ローン会社の立て替えをした時点の年で医療費控除が受けられます。分割による返済の年ではないので、注意してください。
クリニックで治療を受け、支払いをすれば領収書が発行されます。この領収書は、医療費控除を受けるための重要な証拠書類です。ですから確定申告の時まではなくさないようにしてください。しかし中にはついうっかりどこかに無くしてしまったという人はいませんか?その場合には、ローンを組むときに契約書を交わしているはずですので、この契約書の写しがあれば医療費控除は認められます。