ホームへ戻る > 歯科医の治療を受けること > 歯科医院の症例写真
個人経営している歯科クリニックでも、自分のホームページを開設しているケースが多いです。そのホームページの中には、症例写真を掲載しているサイトも多いです。治療前後の症例写真がアップされています。ところで歯科医院を選ぶときに、この症例写真をどのようにして参考にすればいいのでしょうか?
まずは、治療の経過のわかる写真がアップされているかどうか確認することです。治療を始める前と治療をしてしばらく経過したところ、治療した後のような感じで治療の様子が段階的に確認できるような写真が掲載されているかどうかチェックしてください。また歯科クリニックの中には、複数の歯医者が所属しているケースもあります。この時、症例写真が掲載されていても誰が担当した症例なのかはわかりません。そこでカウンセリングを受けたときに、担当の先生の担当した症例写真を見せてもらうようにしてください。写真のあるなしで、治療経験の一つの目安になりえます。
そして治療した後の歯の仕上がりについても、写真でチェックしておいてください。たとえば被せ物などの人工の歯を使っている場合、周囲の天然の歯とのバランスがとれているかどうか確認することです。歯の大きさや色、形などの調和がとれていないと見た目の不自然な口元になってしまい、外見上のコンプレックスになりかねません。また歯が不自然に目立っているのは、医者と技工士、患者とのコミュニケーションがうまく取れていないことが原因の可能性も考えられます。